キャッチコピー

ペンション等が 多くのお客様にいらしていただくためには 少なからず 雑誌に宣伝を出します。
そんなとき みんな どんな言葉で表現したら お客様に理解していただけるか 頭をひねります。
うちでは たいてい 母さんのほうが コピーライターになるのですが
これは 珍しく 父さんが書いた、全然ヒットしなかったキャッチコピーです。

『自慢できるものが ひとつもないペンション!

  天然温泉ではない。露天風呂、アメニティもなし。
 96年開業で 豪華なインテリアではない。

 高級料理のコースではなく、高級和牛肉はいっさい使わない。
 カラオケ、ピアノの演奏もなし。

 オーナーは元コックではなく 夫人は美人女将ではない。』

 いかがですか?おもしろいでしょ?
 全部 本当のことで しかも ブラックジョークで まとめたつもりだったのでしょうが 全然うけませんでした。
 このキャッチコピーで出した 雑誌を見たお客様はたったの1組でした。

 うちのとうさんは 結講 ユーモアのある人なんです・・・、
  かあさんには 大うけでしたが 読者には 全然うけなかったようです。

  自慢できるものがあるとすれば
  多くのお客様が リピーターになってくれること。』
 
最後に こう締めくくって かっこよくきめたつもりでしたが わかってもらえなかったようでした・・・

 リピーターさんだけは きっとわかってくれると思います。
 父さんの ユーモアのセンスを・・・
 

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